今後特に学校教師に求められる具体的な資質能力について検討してみたい。今日の科学技術の急速な発展による情報化、国際化、さらには少子・高齢化という社会の激動のなかで、学校では何よりも子ども達に「生きる力」を育まなければならない。上記教養審の「第1次答申」によると、未来に生きる子どもたちを育てる教員には、まず、地球や人類の在り方を自ら考えるとともに、培った幅広い視野を教育活動に積極的に生かすことが求められる。さらに、教員という職業自体が社会的に特に高い人格・識見を求められる性質のものであることから、教員は変化の時代を生きる社会人に必要な資質能力をも十分に兼ね備えていなければならず、これらを前提に、当然のこととして、教職に直接関わる多様な資質能力を有することが必要である。
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