保障業務と並び生命保険業務の柱である資産運用ビジネスは、今後の成長が見込めるものの最も競合の激しい分野の一つであろう。このなかで生命保険は、厳しい見方をすれば運用機関として生き残るかどうかの瀬戸際に立だされている。信用リスク面など構造的に生命保険本体での運用ビジネスには無理があるし、資産運用機関としての外部からの評価は必ずしも高くない。おそらく多くの生命保険は資産運用ビジネスで他業態と伍していくことはなく、従来までのように保障業務で集めた資金を運用するだけの機関となるだろう。
[参考]
ネット生保特集!! ネクスティア生命VSライフネット生命
http://www.hokende.com/static/online/features/20111028/
団体年金の受託残高は一段と減少し、一部の小口資金や個人拠出型年金の運用を手がけるにとどまるだろう。たとえ外資系金融機関と提携しても、その運用ノウハウを短期間のうちに自分のものとすることはできないし、提携先の活用も含め、自前でグローバル運用のノウハウを持っている生命保険は少ないのではないか。